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Overcoming Imposter Syndrome as a Programmer を読んだメモ

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Overcoming Imposter Syndrome as a Programmer - Bas van Dinther を読んで、メモ。

  • インポスター症候群 - Wikipedia
    • インポスター症候群(詐欺師症候群)は、何かしら成功を収めている人が、自分が詐欺師であり、自分の成功は偶然によるものであり、自分の実力ではないと感じる心理状態のことを指す。
      • 成功していると他者から評価を受けていることが前提?
        • 成功の度合いは不明だけど、主観的に自分自身が成功していると考えているだけであれば、それはインポスター症候群に該当しないはず。
      • まわりから高く評価を受けている場合、その人たちを騙しているという感覚に陥るということ。
  • どのような状況で陥るか?
    • 人によって様々だろうけど、コンピューターサイエンスについて教育を受けたわけじゃないことや特定のフレームワークや言語について知識不足を感じるケースが該当するかもしれない。
    • エンジニアに関してだと、以下のようなことが関係してくるかもしれない。
      • ソフトウェア開発においては、絶え間ない変化と進化があり、新しく登場する言語、ツール、フレームワークなどを学び続けることが求められる。
      • コンピューターを相手にする都合上、精密さが要求されることが多く、完璧を求める傾向がある。
      • 他者へ助けを求めることが、自身の能力不足を露呈していると感じることに繋がる。
  • どのようにして対処するか?
    • 分からないことがあることを自然なこととして受け入れる。
    • 建設的なフィードバックや他者からの評価を求めるのも良い。
    • 同じ志を持つようなコミュニティーに身を置いて、インスピレーションや励ましを得ることが良いかもしれない。
  • インポスター症候群自体は、珍しくない経験。
  • 克服するためには、
    • 小さい成功を日々積み重ねることが大事。小さいタスクをこなして自信を積み上げていく。
    • 成功を祝うことも大事。
    • フィードバックの受け方、伝え方を知ることも大事。
    • 志が同じ人たちとの繋がりを持つことも大事。
    • 欠点ばかりに目を向けないようにリフレーミングすることも大事。
    • 必要があれば、専門家(カウンセラー)に相談することも大事。
  • 反対に、ダニング=クルーガー効果は、自身の能力を専門性の欠如や経験不足から高く評価しがちになる。