M

Disclosures and accordions (show/hide) — Web Accessibility Guidance project — NZ Government 読んだメモ

Published

Disclosures and accordions (show/hide) — Web Accessibility Guidance project — NZ Government

  • ニュージーランド政府のアクセシビリティーガイダンスのドキュメント。
  • アクセシブルなディスクロージャーとアコーディオンの実装についてのガイダンス。
  • ディスクロージャー
    • コンテンツの一部を表示/非表示する単一のコンポーネント。
    • ボタンとそのボタンに隣接するコンテンツの開閉パターンが一般的。
    • コンテンツが閉じられている状態であれば、支援技術のユーザー含め全てのユーザーがコンテンツへアクセスできない。
  • アコーディオン
    • 2つ以上のディスクロージャーからなるコンポーネント。
  • アクセシブルなディスクロージャー
  • アクセシブルなアコーディオン
    • detailssummaryからなるディスクロージャーからアコーディオンを作る場合、Progressively Enhanced HTML Accordion — Adrian Roselliが参考になる。
    • ディスクロージャーをグルーピングするには見出しを持つセクションで囲む。
      • 簡単な方法としては、
        • すべてのディスクロージャーを囲むdiv要素にrole="group"属性を追加する。
        • アコーディオンの見出しがある場合、見出し要素のidをそのdiv要素のaria-labelledby属性に指定する。これによってグループのアクセシブルな名前として見出しが使用される。
    • アコーディオンが重要な要素であり、ページのTOCにリストされるようなものである場合、section要素の中でディスクロージャーをグルーピングしてアクセシブルな名前をつける。
  • ディスクロージャーの中の見出し
    • ディスクロージャーの中のコンテンツに見出しがある場合、そのディスクロージャー自体の見出しよりも低いレベルの見出しであるべき。
    • ディスクロージャーの後にくるコンテンツは、それ自身の見出しを持つべき。そうしないとディスクロージャーの中のコンテンツと区別がつかなくなる。
  • ARIAとJavaScriptで実装している場合
    • 見出しの要素の中に開閉のトリガー要素を含むこと。button要素やrole属性にbuttonを持つ要素の中に見出しを入れることはHTMLとして正しくない。
  • <details><summary>要素を用いた実装の見出し
  • ボタンのテキストのすぐ隣に開閉アイコンを配置する
    • 画面の一部だけを見た時に、ボタンのテキストと開閉アイコンが連続していることで、ユーザーが開閉状態を識別できる。
    • デザインによってはアイコンとボタンテキストを離れて配置するかもしれないけど、テキストが開閉処理と関連していることを識別しにくくなる。
  • display:noneで隠されるとユーザーがブラウザーのページ内検索で見つけることができない。
  • テスト
    • セマンティックなHTMLで組まれていること。
    • キーボードからアクセシブルであること。
    • ARIA属性とJavaScriptで実装されいてる場合、
      • buttonrole="button"の要素がボタンに利用されて、aria-expandedで開閉状態が示されていること。
    • ディスクロージャーに見出しが含まれる場合、
      • ボタン要素が見出し要素の中にあること。
      • ディスクロージャーの後に来るコンテンツ自身に見出しがあること。